生理前におしっこが止まらないんだけど…
生理前になるとトイレが近くなる人は多いのではないでしょうか。
ほんの1時間前にいったばかりなのに、また行きたくなってしまうと困りますよね。
何かの病気なのかと不安にもなるでしょう。
そこで、生理前に頻尿になるのはどうしてなのか、その理由をご紹介したいと思います。
頻尿は生理前症候群(PMS)のせい?!
PMSという言葉はご存知でしょうか。
生理前になると、イライラしてしまったり、
憂鬱な気分になったり、
体調が悪くなってしまう症状が出ることをPMSと呼んでいます。
また、むくみやすくなったり、頻尿になる場合もあります。
これは、何故かというと、女性ホルモンのバランスの乱れの影響です。
生理前は、女性ホルモンの一つであるプロゲステロン(黄体ホルモン)の分泌が増えます。
そうすると、ホルモンバランスが乱れ、自律神経に影響を及ぼします。
体温調整機能が乱れ、血行が悪くなり、体が冷え、尿量が増えます。
また、プロゲステロンは、利尿作用をもっているために、さらに頻尿が起こりやすくなるのです。
これを防ぐには、体を冷やさない、ストレスをためないようにすることです。
しかし、生理がはじまれば、これらの症状は収まってきますので、大きな心配は要りません。
生理がはじまっても頻尿が改善しないときは?
通常は、生理前の頻尿は、生理がはじまれば改善します。
しかし、生理がはじまっても頻尿の症状が続く場合は、膀胱炎などの病気が潜んでいる場合があります。
特に女性はトイレを我慢することが多いので、男性より膀胱炎になりやすいと言われています。
「よくある生理前の頻尿が長引いているのかな?」と自己完結せず、気になる症状が続く場合は婦人科を受診するようにしましょう。
まとめ
生理前は、イライラしてしまい、気持ちを落ち着かせるために、コーヒーや紅茶などをたくさん飲む女性も多いです。
カフェインを含む飲料は、利尿作用があるので、さらにトイレが近くなりますからカフェインを含む水分摂取はほどほどにしましょう。