お茶飲みすぎたら頻尿になりません??

お茶
お茶を飲みすぎるとトイレに頻繁に行きたくなりますよね。

どうしてお茶を飲みすぎると頻尿になるのか、そのメカニズムをご紹介します。

水分をとるとトイレに行くのは頻尿?

尿とは、腎臓でろ過した血液の残りカスです。

また、どうして尿をするのかというと、体内で不要となった老廃物を出す必要があるということと、
体内の水分量を一定に保つためでもあるのです。

ですから、水分を摂りすぎれば、必然的にトータルの尿量が増えて、頻尿になります。

頻尿というと、腎臓や尿道などに病気があって起こっているようなイメージをもたれている人も多いでしょう。

しかし、単純に水分のとりすぎで尿量が増えてトイレが近くなるというのも頻尿といえるのです。

お茶で頻尿になる理由とは?

水分をたくさんとれば、体内水分量を一定にするために尿が増えます。

しかしそれは水の場合です。

お茶にはタンニンという利尿作用のある成分が含まれています。
お茶を少し飲み過ぎたくらいでは、
人体に影響を及ぼすようなことはありませんが、
タンニンの効果によって、同量の水を飲むよりもトイレが近くなります。

しかし、適度な水分補給は必要です。
水分摂取を控えていると脱水症状を起こす危険もありますので、ほどほどに飲むのがおすすめです。

また、コーヒーや紅茶もカフェインという利尿作用のある成分があるので頻尿になりやすいですね。

まとめ

お茶を飲むと、頻尿になるというのは本当です。
これは利尿作用のあるタンニンが含まれているからです。

頻尿が気になる人は、お茶やコーヒーなどの摂取を控えると頻尿は軽減しますが、

水分摂取は、体内の老廃物や毒素を排出し、むくみを改善するためにとても大切なことです。

前立腺肥大などの病気によって排尿時の痛みがある場合は、ついつい水分を控えてしまう傾向にありますね。

しかし、水分不足は前立腺肥大に大敵です。
前立腺肥大の治療と脱水症状を予防するためにも、積極的に水分補給をしましょう。

また、尿と一緒に排泄されてしまうビタミンやミネラルも同時に補うのがおすすめです。