【注意】トランス脂肪酸ばかり摂っていると頻尿に!?

トランス脂肪酸
最近トイレが近いけど、寒いからかもしれないとか、年のせいかもしれないと思っていませんか?

気になる頻尿の症状は実はトランス脂肪酸の摂り過ぎかもしれません。
ここでは、トランス脂肪酸と頻尿の関係について紹介します。

頻尿の原因とは?

いわゆる「トイレが近い」という頻尿の症状には、尿量が増える場合と、単に回数が増える場合があります。

頻尿は、加齢に伴う膀胱や骨盤底筋の筋力の低下、膀胱炎、前立腺炎、尿路感染、心因性、糖尿病などの病気が原因で起こるなど、様々な要因によって起こります。

頻尿とトランス脂肪酸の関係とは?

前項で頻尿の原因を挙げましたが、トランス脂肪酸とどのような関係があるのでしょうか。

トランス脂肪酸といっても、天然のものと人工的なものがあり、ここで問題になるのは、人工的に作られたトランス脂肪酸です。

この人工的に作られたトランス脂肪酸というと、ファーストフードやスナック菓子、マーガリンにショートニングなどにも含まれる悪者としてよく知られていますよね。

これが、人間の体にいろいろと悪さをします。

例えば、トランス脂肪酸は、悪玉コレステロールを増やし、善玉コレステロールを減らすため、
生活習慣病を招き、
進行すると動脈硬化になり心臓疾患のリスクを高めるとされていますが、真犯人はトランス脂肪酸の「炎症反応」なのです。

トランス脂肪酸は傷ついた部分の炎症反応を増幅させる作用もあるのです。

つまり、前立腺や尿路などに炎症を誘発させたり増幅させたりしてしまうため、結果として排尿障害が起こり、頻尿になるというわけなのです。

もともと尿路感染や前立腺炎などがあれば、トランス脂肪酸によって、もっと炎症が増幅され、病状が進行する可能性もあるのです。

まとめ

デンマークでは04年、カナダでは05年には、トランス脂肪酸の含有量の規制や表示義務化が行われています。

そしてアメリカでも、ついにトランス脂肪酸の全面禁止へ乗り出す動きが出ています。

日本では、人種差があるため心疾患などの命にかかわる病気のリスクは低いと考えられ、規制にまでは至っていませんが、

トランス脂肪酸が生活習慣病だけではなく、炎症によって頻尿をはじめ他の感染症も引き起こすことは明らかです。

規制されていなくとも、食生活を改善して自衛するのが予防の第一歩ですね。