頻尿の薬について調べた結果…

薬
頻尿をなんとか治療したいという場合、どんな薬を使うのか気になりますね。

そこで、頻尿の薬について調べた結果をまとめました。

たった2つに分けられる!頻尿のタイプとは!

頻尿の原因には、前立腺肥大や膀胱炎、ストレスなど、たくさんの原因があります。

それぞれの原因に対応した薬が出されて治療を行ないますが、複雑で少しわかりにくい部分がありますよね。

そこで、頻尿という症状をわかりやすく2つの分けてみました。

<排尿障害>

前立腺肥大や子宮筋腫などが原因で前立腺や筋腫が膀胱を圧迫してしまい、
頻尿になる場合は、「排尿障害」とまとめられます。

<蓄尿障害>

トイレが気になって何度もいってしまう切迫性尿意や、切迫性尿漏れ、また膀胱機能のコントロールがうまく行かず、
膀胱に尿がたまる前に膀胱が収縮し、トイレに行ってしまう過活動膀胱などは、「蓄尿障害」とまとめられます。

タイプ別!頻尿に使われる薬を紹介!

では、排尿障害と蓄尿障害に使われる薬を挙げていきましょう。

<排尿障害>

・α1受容体遮断薬(タムスロシン塩酸塩、ナフトピジルなど)

前立腺の緊張を緩和します。

・ 抗男性ホルモン薬(クロルマジノンなど)

前立腺肥大に関与する男性ホルモンの影響を抑制します。

・漢方(牛車腎気丸、柴苓湯など)
排尿痛、排尿困難、頻尿、血尿などの症状を緩和します。

<蓄尿障害>

・抗コリン薬(塩酸プロピベリン、塩酸オキシブチニンなど)

膀胱の収縮を抑えて尿をためやすくします。

・膀胱平滑筋弛緩薬(塩酸フラボキサート)

膀胱の平滑筋を緩めて尿をためやすくします。

頻尿のタイプを2種類に分けることで、自分の頻尿タイプで使用する薬もわかりやすくなりました。

どういう目的で、薬を飲むのかがわかると、治療のモチベーションも上がりますね。

まとめ

頻尿は原因も様々で薬の種類もたくさんあるため、わかりにくいですよね。
また、治療する上でも不安になります。
今回は頻尿の薬についてシンプルにまとめてみましたので、参考になさってください。