自分で出来る頻尿治療法!【膀胱訓練】とは?

膀胱訓練
トイレが我慢できなくて漏れてしまう人や、トイレ回数が頻繁な人に良いと言われる膀胱訓練とはどんなものなのでしょうか。

ここでは膀胱訓練についてまとめました。

膀胱訓練でできることは?向いている頻尿タイプは?

膀胱訓練とは、自分で排尿コントロールをする力をつけるための訓練です。

頻尿の人や、頻尿の中でも特に「切迫性尿尿意」という急にトイレに行きたくなって我慢できなくなったり、
それによって尿が漏れてしまう「切迫性尿失禁」タイプの人に有効な方法とされています。

自分で出来る膀胱訓練の方法とは?

まず膀胱訓練をはじめる前に、注意が必要です。

感染症や炎症などの病気が原因で頻尿になっていないかの確認が必要なのです。

その判断は受診しなければ自分ではなかなか判断がつきませんので一度、受診する必要があります。

では膀胱訓練について詳しくご紹介しましょう。

膀胱訓練は、尿意や切迫性尿失禁の場合、頻繁にトイレに行くことで、膀胱が小さくなり、
尿をためることができなくなっているのが原因なので、膀胱に尿をためる訓練をして、
膀胱の機能を元に戻すことで症状を改善する方法です。

また、訓練によって尿意の違いを感覚で知ることも大切です。

尿がたまって排尿する場合は、下腹部あたりが尿意を感じます。
しかし、切迫性尿意の場合は、膀胱のあたりがざわつきます。

この違いを訓練で感覚的に身につけていくのもコツの一つです。

膀胱訓練の方法は至って簡単です。

トイレに行きたくなったら我慢するだけです。

我慢する時間は短い時間から初めて、1回につき5分くらい我慢していき、
1週間程して慣れて来たら我慢する時間を10分、15分と伸ばしていくのです。

最終的に2、3時間我慢できるようになり、1回の尿量が200~300ccくらいになれば、訓練成功です。

排尿日誌などをつけて、どのくらい我慢できたか、尿量はどの程度かというのを自分で把握すると、モチベーションが上がります。

まとめ

膀胱訓練のポイントは、成功しなくても気にしないことです。
自分を責めてしまうとストレスとなって余計に頻尿が治りにくくなってしまいます。

無理をせず、気軽にはじめることが成功の秘訣です。