【注目】神経性頻尿の原因はコレ!

職場や学校で休憩時間にトイレに行ったのに、また行きたくなるというような症状があれば神経性頻尿の可能性があります。
ここでは神経性頻尿の原因についてご紹介していきたいと思います。

いわゆる「頻尿」と「神経性頻尿」の違いとは?!

トイレが近い「頻尿」というと、何らかの病気や体の器質的な障害が隠れている場合があります。

例えば、前立腺肥大、尿路結石、膀胱炎、過活動膀胱、骨盤底筋や膀胱の筋肉のゆるみなどが頻尿を起こす元凶となります。
しかし、原因となる病気などがないのに頻尿の症状が起こることがあります。 これを神経性頻尿と呼んでいます。
病気や骨盤・膀胱の筋力の低下などがバックグラウンドあると、尿量が多かったり、痛みがあったりと、排尿する時に何らかの症状を自覚できます。
一方、神経性頻尿の場合は、尿がたまっていないのにトイレに行くので、尿はほとんど出ません。
また、夜間の頻尿や尿失禁などもないのが「頻尿」と「神経性頻尿」との違いであり、特徴です。

神経性頻尿の原因はコレ!

神経性頻尿は、心因性と本態性に分けられます。
本態性の場合は全く原因が不明で隠れた病気もないのに頻尿が起こってしまうケースですので、
ここでは主に心因性頻尿についての原因とまとめます。
神経性(心因性)頻尿の原因をいくつか挙げていきましょう。

  • 対人関係のストレス
  • 緊張
  • 不安
  • 過去のトラウマ
  • 家庭不和
  • 幼児における精神的不安

このように、今までの経験から来る精神的なストレスや失敗を恐れるなどの不安感から頻尿が起こっているのが特徴的ですね。
幼児の心因性頻尿もトイレの失敗、お漏らしや、兄弟姉妹が産まれたことによる不安などが原因で頻尿が起こります。

まとめ

神経性頻尿は、その多くが心因性です。

トイレに頻繁に行くことを気にしない、恥ずかしがらないこと、そして根本的なストレスや緊張を取り除くことが、一番の治療方法です。
しかしながら、治療の効果は個人差が大きく、時間がかかる可能性があります。
真面目な人に起こりやすいのが神経性頻尿です。
治療においても、なるべく気楽に考えるようにしましょう。