神経性頻尿の症状について調べてみた。

さっきトイレにいったばかりなのに、またトイレに行きたくなるというような症状は神経性頻尿と呼ばれています。

この神経性頻尿とはどういうものなのか、どんな症状が起こるのかを詳しく調べてみました。

神経性頻尿とは?

頻尿とは昼間の排尿回数が8回以上、あるいは夜間の排尿回数も含めて10回以上ある場合をいいます。

頻尿は、様々な疾患が原因で現れる症状なのですが、原因がはっきりしない場合も一部で見られます。

その原因がはっきりしない場合の頻尿を神経性頻尿と呼んでいます。

神経性頻尿は2種類に分けられます。

精神的なストレスや緊張などが原因で頻尿が現れる場合を「心因性頻尿」と呼んでおり、
全く原因がわからない場合を「本態性頻尿」と呼んでいます。

神経性頻尿の症状は?

病気に起因して頻尿が起こる場合は、
排尿時の痛みや腰痛、下腹部痛、血尿など様々な自覚症状が現れます。

しかし、病気が原因ではないとされる神経性頻尿の症状は一体どのような現れるのでしょうか。

神経性頻尿の場合は、体に基礎疾患がないため、発熱や痛みなどはなく、症状は頻尿だけです。

夜間の頻尿や尿失禁なども起こりません。
眠っているときや、何かに熱中している時は症状がないのが神経性頻尿の特徴です。

人間、誰しも、ここ一番の勝負時や、トイレを我慢せざるを得ない状況に陥ることがよくありますよね。

そのような緊張状態になると、生理的にトイレが近くなります。
これは異常ではありません。

そして、通常であればこういった緊張による尿意は一過性のものなのですが、

これが慢性化すると神経性頻尿の中でも心因性頻尿という状態になるわけです。

一方、本態性頻尿の場合は、心因性頻尿のような対人関係のストレスや精神的なトラウマなどの原因も見られず、

基礎疾患もない、全くもって原因不明の頻尿となります。
症状は頻尿だけなのですが、
頻尿になってしまったことがストレスとなり心因性頻尿になる恐れもありますので、
痛みなどがなくても受診しておくべきでしょう。

まとめ

今回は、神経性頻尿についてまとめました。
若い人や女性に多いのが神経性頻尿です。
泌尿器科や心療内科への受診は抵抗があるかもしれませんが、日常生活に影響を及ぼす前に早めに受診し、頻尿を改善しましょう。