【衝撃】子供だって頻尿になるんです。

頻尿というと、ストレスが原因だとか冷えが原因だとか、いかにも大人だけが悩んでいる症状のように思われてしまいがちですよね。
ですが、実は頻尿に悩んでいるのは大人だけではありません。
子供にだって、頻尿のつらい症状はあるのです。
では、子供の場合の頻尿には、どのような原因が考えられるのでしょうか？

子供の頻尿は心の問題である場合も！

子供が頻尿になる原因の1つは、精神的なものであるといわれています。
これは心因性の頻尿といわれ、特に神経質な性格の子供のよく見られる症状です。

何かのきっかけで極度に緊張してしまった時に、普段よりトイレが近くなったり、オムツは完全に卒業しているはずの子がおもらししてしまうというのはよくあることです。
また、保育園に通い始めた、引っ越ししたなど、生活環境が新しくなると、その生活に馴染むまでは、心因性の頻尿が続くこともあります。

このような頻尿は、何かに集中しているような時には症状が現れなかったり、熱も出ず、体はいつも通り元気なのが特徴です。
心配であれば、医療機関を受診してみるのも良いですが、かえって子供に意識させてしまうことのないよう、そっと見守るのが得策ですね。

病気が隠れている場合もある！

子供の頻尿の原因として、もう1つ考えられるのが、病気によるものです。
特に多いのが、膀胱炎で、これは大腸菌などの菌が膀胱に感染することによって起こります。
高い熱を伴ったり、トイレの度に腹痛を訴えることもあります。

このような病気による頻尿の場合には、血尿になったり、尿検査を行うと白血球が増えているのが分かります。
適切な薬を飲み、膀胱炎の治療を行うことで、頻尿も改善されていくので、きちんと薬を飲ませて治療を行いましょう。

膀胱炎の最中には、心配になるほどトイレにばかり行きますが、これは菌を排泄するために起こっている体の自然な反応だと考えてください。
ガマンさせずに、きちんと排尿させてあげましょう。

また、子供の手は、色々なものを触ってバイキンだらけです。
そのような手で、トイレの際に触れることにより、尿路や膀胱に感染症を起こしてしまいます。
病気になるのを防ぐために、外から帰ったら必ず手を洗う習慣を身に付けてあげることも重要ですね。

まとめ

子供の頻尿の原因は、主に2つです。
どちらに原因があるのかはっきりしない場合には、とりあえず医療機関を受診して、はっきりさせることが大切です。
適切に対処することで、子供の頻尿は改善されていきますから、過剰に心配しすぎないようにしたいですね。
親が冷静でいないと、子供は余計に気にして、心因性の頻尿を悪化させてしまう恐れがあるので要注意です。