【まとめ】頻尿を引き起こす病気についてまとめてみた。
頻尿というと「年のせい」「寒いから」なんて思っていませんか?
実は頻尿は病気が潜んでいるサインかもしれないのです。
今回は、頻尿を引き起こす病気についてまとめました。
腎臓、膀胱、尿路、生殖器系の病気や症状
・膀胱炎、前立腺炎
尿路感染が起こると、膀胱の知覚神経が過敏になり、頻尿になります。
・前立腺肥大
前立腺肥大により、膀胱が圧迫され、過敏になり頻尿が起こります。
・膀胱がん
主な症状は血尿ですが、これも膀胱が過敏になり頻尿を起こすことがあります。
・子宮筋腫
筋腫が出来ることで膀胱が圧迫され、頻尿が起こります。
・過活動膀胱
膀胱が勝手に収縮し、強い尿意のためにトイレが近くなります。
正常であれば300~400ccためられる尿が100ccしかためられなくなります。
・骨盤臓器脱
出産経験のある女性に起こりやすい病気です。出産によって骨盤底筋がゆるみ、膀胱が刺激を受けて尿があまりためられなくなります。
その他の病気
・脳血管障害
脳卒中、脳梗塞になると、原因はよくわかっていませんが神経因性膀胱という状態になり、排尿障害が起こることがあります。
・糖尿病
糖尿病の自覚症状に、喉が乾くという症状があります。喉が乾くことで水分を多く摂取し、結果的に頻尿になる場合があります。
・パーキンソン病
脳や脊髄に起因する病気のため、膀胱のコントロールが上手く出来なくなり頻尿になることがあります。
・神経性頻尿(心因性頻尿)
この場合は、膀胱や尿道の病気もなく、尿量にも問題がないにも関わらず、ストレスや過去のトラウマが原因で、
緊張状態がいつまでも続きトイレが近くなる不安が原因でおこる症状です。
まとめ
今回は、頻尿を引き起こす様々な病気についてまとめました。頻尿には思わぬ病気が隠れている場合がありますね。
トイレが近くなっても、「頻尿くらい、たいしたことはないから病院に行かなくても良い」などと思わずに、
泌尿器科の敷居が高ければ、まずは内科からでも良いので、
トイレの回数の多さが気になるようになったら受診するようにしましょう。