若いのに頻尿に困っているんだが。

10代、20、30代で、実は若いのに頻尿に困っている!という人は案外多いんです。

そこで、今回は、若いのに頻尿になる原因と、その改善法についてご紹介します。

特に女性に急増中!神経性頻尿の改善法は?

さっきもトイレに行ったのに、また行きたくなる!というケースの頻尿は男性にも女性にも現れる症状ですが、
特に最近は若い女性に急増しています。

これは、オフィスで働く女性の特徴で、
「エアコンのきいたオフィスで仕事をするため、体が冷えている」

「コーヒーや紅茶など利尿作用のある飲み物をよく飲む」
「仕事が忙しく、トイレになかなか行けない」

などの精神的なストレスや不安によって、実際には尿が膀胱にたまっていないのにトイレにいきたくなってしまう症状で、
神経性頻尿と呼んでいます。

精神的な緊張などで一時的に頻尿になる場合は誰しもよくありますが、
一時的な症状ではなく、改善が見られない場合は、神経性頻尿の可能性が高くなります。

神経性頻尿の改善には、水分を摂りすぎないこと、カフェイン飲料を控えること、冷えから体を守ることです。

また、トイレに行くのが恥ずかしいと思わないように出来ると良いですね。

若い男女が悩む!過活動膀胱とは?

過活動膀胱とは、膀胱が勝手に収縮することで尿意を感じ、尿がたまっていないのにトイレに行きたくなる症状です。

膀胱の機能がうまく働いていないことが原因で、ちょっとの刺激で尿意を感じます。

改善法や治療法としては、膀胱の機能を回復させるために、尿を我慢して改善していく膀胱訓練などを行ないます。

一体何?低活動膀胱とは?!

過活動膀胱とは違う病気で、低活動膀胱という病気もあります。

これは、運動不足などからくる筋力の低下、ホルモンバランスの乱れなどが原因で、
自律神経系がうまく働いていないことからくる排尿障害で、神経因性膀胱とも呼ばれています。

一般的には尿が出なくなる症状が多いのですが、
膀胱が緩んでいるためにトイレに何度も行きたくなる頻尿の症状や尿漏れなどの症状が出ることがあります。

まとめ

若い人でも頻尿に悩んでいる人は意外に多いのです。

自分だけではないか、だから泌尿器科に受診するのは恥ずかしい!などと思わずに、
早めに治療や改善法を試すことで、病気の悪化を防ぐことができますよ。