【注目】心因性頻尿の原因について調べた結果…

頻尿の中でも「心因性頻尿」と呼ばれる、心の不調が原因で頻尿の症状が現れている場合について、

どうして心因性頻尿となってしまうのか、もっと具体的に原因を探っていきたいと思います。

心因性頻尿の原因とは?

心因性頻尿とは、体の器官に何らかの病気や障害などがないにも関わらず、
1日に何度もトイレにいってしまう状態のことをいいます。

例えば、バスや電車に乗っている時、大事な会議や授業中、車の渋滞にハマった時など、

トイレに行きたくても我慢せざるを得ない状況を経験したことによって、また同じ状況になった時や、

そのような予定があるとわかっている場合に不安が生じてしまいます。
そして頻尿の症状が出て、習慣化してしまうことがあります。
これを心因性頻尿といいます。

心因性頻尿の原因は、前述の通り、過去にトイレを我慢した経験から来る不安の場合や、

その他にも、対人関係でのストレス、家庭不和などによる情緒不安定でも起こります。

真面目で完璧主義なタイプの人に多いとされています。

頻尿は子どもにも起こる?!ってホント?

心因性頻尿は大人に限った症状ではありません。

子どもにも心因性頻尿が起こることもあるのです。

子どもは遊びに夢中になるとトイレを我慢してしまうこともよくあるので、膀胱炎になる場合も多いのですが、

それとは別に精神的に不安を感じ、頻尿になるケースも見られます。

そして特によくあるケースとしては、自分に兄弟姉妹が出来たときがきっかけや、

幼稚園や保育園での発表会で緊張してしまい、不安な気持ちから症状が出ることが挙げられます。

子どもの心因性頻尿は3歳〜5歳に多く、時期がくればおさまる場合がほとんどですが、
母親が積極的なスキンシップをとってあげることで緩和されます。

まとめ

心因性頻尿の場合は、「またトイレに行くの?」などと責めてしまうのは逆効果ですので、
温かい目で見守るようにしましょう。

大人の場合でも子どもの場合でも、ストレスや不安を取り除くために、我慢をしなくても良い、
失敗しても良いんだ、と自分で気楽に考えるようにすることがポイントです。